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消費税

 消費税は、消費に対して広く薄くかかる間接税です。

消費税について

 消費税は、国内における物の譲渡や貸付け、サービスの提供といった消費に対し、
国民に広く薄く負担を求める観点から設けられた間接税です。

消費税の納税義務者は、各段階の個人事業者や法人です。
消費税は事業者間において取引の都度価格に織り込まれて順次転嫁され、最終的には
消費者が商品やサービスの価格の一部として税を負担する仕組みになっています。

税率は、『消費税4%+地方消費税1%』の計5%になっています。

個人輸入の消費税

 国内で、商売として行われるほとんどの取引には消費税がかかります。
ただし、個人間の売買、例えば友人に自家用車を売るようなケースでは、
事業ではないので消費税はかかりません。

個人間の贈答なども、対価性がないので消費税はかかりません。

しかし、輸入取引については、事業としての輸入でなくとも消費税がかかってきます。
例えば、海外通販による個人輸入などの場合、消費者自身が、関税と同時に
『(輸入貨物の価格+関税)×5%』の消費税を税関に納めなければなりません。

国外で消費するものには課税されない

 外国からの輸入品に対しては、関税というものがかかります。
これは国内産業の保護を目的とした税金で、輸入品目別に税率が定められています。

貿易会社の輸入であれ、個人輸入であれ、輸入に際しては通関手続きが必要で、
その際に輸入品にかかる関税と消費税を税関で納付することになります。

ただし、海外旅行者が帰国の際に持ち帰る土産品などは、酒類なら3本、
紙巻タバコなら200本、香水なら2オンスといった一定の免税範囲が設けられています。

では、海外旅行に出かける場合はどうでしょうか。

国際空港の出国ロビーには免税店が設けられていますね。
消費税は国内における消費にかかる税金で、国外で消費されることが
明らかな商品については課税されません。つまり免税となるわけです。

同じ理由から、貿易会社など事業者が行う輸出取引にも、消費税はかかりません。

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